新着情報
News
常任幹事会・第45回総会・第143回全体会を開催しました。

日程:2017年6月9日(金)
場所:芝パークホテル(東京)
2017年6月9日(金)、芝パークホテルにて、倉庫業青年経営者協議会の常任幹事会、第45回総会ならびに第143回全体会が開催された。総会では、太宰榮一氏(株式会社白石倉庫)が2年の任期を終え、池田雅一新会長(東京倉庫運輸株式会社)へとバトンが引き継がれた。池田新会長は、「温故知新 ~50周年とその先の未来に向かって~」を新スローガンに掲げ、「皆様がつくり上げてきた歴史、そして強固なネットワークを誇りに、続く世代への架け橋として2年間邁進して行きたい」と力強く抱負を語った。なお新体制では、IT委員会と広報委員会が広報委員会に統合され、組織活性化委員会は組織委員会に名称変更となる。
1.常任理事会
2.第45回総会
太宰会長ごあいさつ/議案審議/池田新会長ごあいさつ
3.第143回全体会
来賓ごあいさつ/平成28年度事業報告/平成29年度事業計画/平成28年度卒業会員ご紹介/事務局交代
4.講演会
「苦境での指揮官の行動~極限におけるリーダーの姿~」
笹幸恵様
5.懇親会
13時00分より芝パークホテル別館「アイビー」にて、常任幹事会が開催された。常任幹事34名が出席。総会審議事項の報告ならびに平成28年度委員会活動報告、平成29年度活動計画報告等が行われた。また、体制の引き継ぎにあたり、各副会長からひと言ずつあいさつがあった。
兼元副会長
「企業交流委員会を小山さんと一緒にやっていました。社員さんのコミュニケーションがよく取れるようになったりして、一定の成果はあったと思います。私は倉青協に入って8年くらいですが、いつの間にか副会長の大役をさせていただき、皆さんのおかげで2年間無事に過ごせました。ありがとうございました」
藤尾副会長
「IT委員会と広報委員会の2つの委員会を担当しました。委員長もなかなか濃い方々でどうなるかと思いましたが、お二人とも本当によくやっていただき、とくに鈴木さんには広報委員会の立ちあげから積極的にやっていただきました。この場を借りてお二人に御礼申し上げます。2年間ありがとうございました」
野口副会長
「2年間副会長として運営を担当させていただき、馬場さんがきめ細かい分刻みのスケジュールを切って、滞りなく全体会を運営できました。地元の幹事の方には、馬場委員長の細かさに対応いただいたということで、お礼とお詫びを申し上げます。同期の太宰会長を2年間、副会長として盛り立てられてよかったと思います。お疲れ様でした」
高取副会長
「組織を担当しました。地元の方のお力をたくさんお借りし、また、事務局の橋詰さん、今野さんにも入っていただいて、6回のブロック懇親会を開催できました。今回10名ご卒業されますが、この1年間でも10名が入り、150名体制がまだあるというのは、すばらしいことだと思います」
そのほかの報告事項等の詳細については総会・全体会での報告のとおり。
1.第45回総会
14時30分より別館「ローズ」にて、第45回総会・第143回全体会が開催された。参加会員数81名。総会では、平成28年度事業報告および決算報告、平成29年度事業計画および収支予算の報告が行なわれ、太宰会長から池田新会長へと引き継ぎが行われた。
常任幹事会
司会 大井昭氏(安全輸送株式会社)
「自分は親から、日陰を歩きなさいと小さい頃より教えられてきたので、このような陽のあたる場所での司会は初めてです。お聞き苦しい点もあると思いますが、よろしくお願いいたします」
●会長ごあいさつ
太宰榮一会長
(株式会社白石倉庫)
会長に就任して2年間、「SOKO goes on! ~Talk About SOKO, More Deeply!!~ 」をスローガンに、倉庫についてもっと語り合おうということでやってきました。全国大会は、名古屋、松山、金沢、博多と、どこの会場でも非常にいい親睦が図れました。また分科会を再開し、人材不足、事業継承、節税など、いろんな話をみんなとする機会を設けることができました。
ただ、まさか僕が会長の時に、再び大きな震災が来るとは、正直思っていませんでした。3.11の際は、東北のみんなは倉青協の皆さんに支えていただき、どうにか6年経ちました。今回、熊本の震災が起き、すぐに義援金の声掛けをしたら、本当にたくさんの方にご協力いただき、被災した我々の仲間の2企業に対して迅速な支援をすることができました。私としては、この2年間でそれが一番、責任を果たせたことではないかと思います。
企業交流会、組織委員会、広報委員会も活発に活動し、自民党青年局と意見交換を行うなど、今までにないような企画もしました。私がこの2年間やってこられたのは、前会長の曽根さん、その前の醍醐さんが、バトンを僕に渡すという気持ちをもって、組織をきちっとつくり上げてきてくれたからだと思います。次の会長にバトンタッチするのが、私のいちばん大きい役目です。今日は池田新会長にしっかりとバトンを渡し、新たなスタートの総会になればいいと思います。
■議案審議 議長:太宰会長
▼第1号議案 2016(平成28)年度事業報告および決算報告
▽事業報告
2016(平成28)年度の事業活動は以下のとおり。
1.第44回総会・第140回全体会
2016(平成28)年6月10日 参加96名(東京・芝パークホテル)
2.青冷協との意見交換会
2016(平成28)年7月22日 参加12名(東京・芝とうふ屋うかい)
3.平成28年度第3回企業交流会
2016(平成28)年8月25日 参加60名(大阪・ホテル日航 関西空港)
4.全ト協・全産連との意見交換会
2016(平成28)年9月6日 参加19名(東京・全ト協総合会館)
5.東北・北関東・北陸・千葉・山梨ブロック懇親会
2016(平成28)年9月14日 参加24名(秋田・秋印様)
6.第141回全体会(金沢大会)
2016年11月10日 参加65名(金沢・金城樓)
7.神奈川・静岡・京都・滋賀ブロック懇親会
2016(平成28)年12月2日 参加25名(奈良・正倉院 京都・八坂通燕楽)
8.常任幹事会
2017年1月26日 参加48名(東京・芝パークホテル)
9.平成28年度第4回企業交流会
2017年(平成29)2月23日 参加119名(横浜・ダイワコーポレーション様)
10.第142回全体会(博多大会)
2017(平成29)年3月9日 参加75名(博多・ホテルニューオータニ博多)
11.日本危険物倉庫協会との懇親会
2017(平成29)年4月20日 参加16名(東京・芝とうふ屋うかい)
12.全ブロック懇親会
2017(平成29)年5月11日 参加33名(沖縄・沖縄西濃運輸様)
13.自民党青年局・青冷協との懇親会
2017(平成29)年5月16日 参加53名(東京・都市センターホテル)
14.第45回総会・第143回全体会
2017(平成29)年6月9日 参加85名(東京・芝パークホテル)
▽決算報告
配布資料のとおり
監査報告
「効率的な仕事ぶり、充実した私生活、ブルゾン醍醐です…(以下割愛)」
監査報告をさせていただきます。倉庫業青年経営者協議会の平成28年度決算につき、収支決算書と関係書類を照合、調査したところ、適正かつ正確に処理されていることを確認いたしましたのでご報告申し上げます。(会計監査報告 醍醐正明監事 曽根和光監事)
▼第2号議案 剰余金処分(案)
配布資料のとおり
▼第3号議案 役員改選の件
2017(平成29)年度倉青協役員および各委員会構成(案)
会長 東京 東京倉庫運輸株式会社 取締役社長 池田雅一氏
副会長 運営 福島 東日本倉庫株式会社 代表取締役社長 馬場俊彰氏
副会長 広報 北海道 小樽倉庫株式会社 取締役副社長 山本みゆき氏
副会長 企業交流 埼玉 小山企業株式会社 代表取締役 小山嘉一郎氏
副会長 組織 大阪 谷川運輸倉庫株式会社 常務取締役 谷川隆史氏
委員長 運営 東京 株式会社ウインローダー 代表取締役社長 高嶋民仁氏
委員長 広報 宮城 協和運輸倉庫株式会社 代表取締役社長 高橋大輔氏
委員長 企業交流 東京 株式会社オーティーエス 代表取締役社長 田中優一郎氏
委員長 組織 東京 日本流通倉庫株式会社 代表取締役社長 村田龍一氏
ほか常任幹事28名、監事3名
上記第1号、2号、3号議案に関し、満場一致で承認。
●新会長ごあいさつ
池田雅一新会長
(東京倉庫運輸株式会社)
●新体制の運営方針
<2017(平成29)年度~2019(平成31)年度 基本方針>
新体制のスローガン
「温故知新 ~50周年とその先の未来に向かって~」
醍醐さんの時、「Action for Next Stage」として次のステージへの行動が示されて、曽根さんの時に「No Soko, No Life」ということで、強い絆と倉青協のブランドが確立され、太宰さんの時、「SOKO Goes On ~Talk About SOKO More Deeply~」ということで、さらに深い議論がなされてきたと思います。
来年45周年を迎えるにあたり、その歴史を踏まえ、現実を直視して、未来を志向するという意味もあり、「温故知新」とさせていただきました。
我々を取り巻く環境の変化は激しく、非常に厳しい状況が続いています。新体制では王道としての倉庫愛をもって新しいことにチャレンジしつつ、温故知新の心を大切に会の運営にあたってまいりたいと思っております。
直近三代の会長のもと、皆様で築き上げた150名体制を維持、発展させるべく、親睦と勉強の理念のもと、全体会を中心に「変化に対応できる人材の育成」と「会員企業の体力強化」につながるよう、4つの委員会で積極的な活動を行ってまいります。
43年間、先輩方と皆様でつくり上げてきた歴史、そして何より我々の強固なネットワークを誇りに、続く世代への架け橋として2年間邁進して行く所存です。皆様に感謝し、皆様と奉仕し、共に繁栄する倉青協でありたいと思っています。
▼第4号議案 2017(平成29)年度事業計画(案)および収支予算(案)
<事業計画の内容>
・地方大会は、会員拡大の可能性を求め、空白県、未開催県での開催を計画。分科会は6年ぶりにエイジグループ制を導入。
・企業交流会は従業員参加型に重点を置き、施設見学、トレーニング、交流を重視して継続開催。
・地区ブロック懇親会は区割りや開催方法を改善して継続開催。
・来年2018年に迎える45周年にあたり、記念事業を計画。
・従来のIT委員会と広報委員会を統合して広報委員会とし、積極的な情報発信と外部団体との交流会を開催していく。
・運営委員会ならびに企業交流委員会は継続し、組織活性化委員会は組織委員会に名称変更して継続して活動。
<今後の会議・全体会予定>
①第45回総会・第143回全体会 2017(平成29)年6月 東京
②第144回全体会 2017(平成29)年10月 長崎
③第145回全体会 2018(平成30)年3月 沖縄
④第46回総会・第146回全体会 2018(平成30)年6月 東京
<収支予算(案)>
配布資料のとおり
上記第4号議案に関し、満場一致で承認。以上で第45回総会閉会。
3.第143回全体会
●来賓紹介とごあいさつ
来賓
国土交通省 大臣官房参事官(物流産業) 川上 泰司 様
国土交通省 総合政策局物流政策課参事官(物流産業)室 課長補佐 青木 郁夫 様
一般社団法人日本倉庫協会 理事長 富取 善彦 様
日本倉庫経営者倶楽部 会長 廣江 和男 様
▽来賓ごあいさつ
国土交通省 大臣官房参事官
(物流産業)
川上 泰司 様
日頃から物流行政にご理解、ご支援をたまわり御礼申し上げます。本日は昼から、幹事の皆様と意見交換をさせていただきました。これまでにも倉青協の方々とは何回も意見交換の場を持ち、有意義な情報をいただいており、大変感謝しております。
現在、倉庫物流施策大綱の検討を進めております。その中で、連携・協同による全体最適、働き方改革、モーダルコネクト、環境、災害、老朽化などのリスク対応、新しい技術の導入、人材育成といった6つの観点での施策を進めていくべきだという提言をまとめあげようとしています。6月中旬に提言がまとまり、夏くらいに閣議決定して、その提言に基づいて施策プログラムをつくってまいります。
倉青協の皆様には、現場のご意見、そして若い将来を見据えたご意見が非常に頼もしく、今後とも参考にさせていただきたいと思っております。太宰会長には大変お世話になりました。池田新会長におかれましても、引き続きよろしくお願いいたします。皆さまの会社の隆盛を祈念し、ごあいさつとさせていただきます。
▽来賓ごあいさつ
一般社団法人日本倉庫協会
理事長 富取 善彦 様
倉青協は志がある人が、情報交換し一緒に何かしようと集まっていらっしゃる会です。昼はまじめに議論し、夜はハチャメチャに飲むという雰囲気が私は好きで、例年、倉青協の会合を楽しみにしております。
川上参事官もおっしゃっていましたが、やはり皆さんの現場の意見というのは大事です。現場が困っていることをどう手助けするか、解決するために何かできることはないかを考えるのが、業界団体としての日倉協だと思っています。そういう意味でいろんな意見を聞かせていただけるのは大変ありがたく思っています。
太宰さん、2年間活発な活動をありがとうございました。池田さんは、太宰さん以上に活発な倉青協にしてほしいと思っています。日倉協は会員の、会員による、会員のための協会でありたいと思っています。倉青協とも会員は共通ですので、ご協力、ご支援、ご理解をよろしくお願いいたします。
▽来賓ごあいさつ
日本倉庫経営者倶楽部 会長
廣江 和男 様
第45回総会ならびに143回全体会の盛会をお喜び申し上げます。倉庫倶楽部と比べますと、倉青協はやはり勢いがあって、質、量ともに素晴らしい会だと思います。今日は卒業生の方も何人かおられるかなと期待しております。
倉青協を卒業されると、倉庫倶楽部に入会する資格があるということですが、少々の冷却期間を置いてもけっこうですので、ぜひご入会いただけたらと考えております。今、倶楽部は年齢的に過渡期に差し掛かっていると思います。これから入会されて、新しくアイデア等を出していただけたら、世代交代が行えるかなと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。これからの倉青協のますますのご発展を期待しております。
●2016(平成28)年度事業報告(各委員長による総括)
▼運営委員会報告
馬場俊彰委員長
(東日本倉庫株式会社)
全体会を開催した名古屋、松山、金沢、博多で、地元幹事含め、周辺地域まで広げて結束力ができました。皆様のご協力あっての全体会開催だったと思っております。また、分科会を復活し、全体会で皆様に何かを持ち帰っていただきたいという太宰会長の強い気持ちが反映できたかなと思っています。皆様が各自それを会社に持ち帰って、有効に活用されることをお祈り申し上げます。未熟ではありましたが、皆様のご協力を得て、運営委員会をまとめることができました。誠にありがとうございました。
▼企業交流委員会報告
小山嘉一郎委員長
(小山企業株式会社)
2年間で4回の企業交流会を開催し、遠方での開催もありましたが、前向きな社員の方が多数参加してくださって、委員長としても非常に達成感を感じることができました。担当前副会長の兼元さんを筆頭に、企業交流委員会の皆さんも協力的に、楽しく、夜はとくに全力で委員会活動をできましたこと、改めてこの場を借りて感謝申し上げます。次期企業交流は、田中委員長が新しく着任され、私も担当副会長となりますので、引き続きよろしくお願いいたします。2年間ありがとうございました。
▼組織活性化委員会報告
谷川隆史委員長
(谷川運輸倉庫株式会社)
この2年間、プランだけ好きに立てて、あとは開催地の地元の方に丸投げでしたが、何とか6回のブロック懇親会をやり遂げることができました。本日10名の方が卒業されますが、新たに10名強の若手の方が入っていただいて、醍醐元会長時代からの150名体制が何とか維持できているのではないかと思います。20、30名くらいの小規模での親睦会になりますので、とくに入会して間もない方は仲を深めるにはいい機会です。ぜひ積極的にご参加ください。新体制は村田さんを委員長に、ちょっとハチャメチャなメンバー構成になっております。よろしくお願いいたします。
▼IT委員会報告
堀畑浩重委員長
(阪南倉庫株式会社)
IT委員会は、企業間ネットワークの構築ということで、いろいろと努力してまいりました。倉青協の活動が盛んだとIT委員会も盛り上がるという思いを強く感じました。そういう意味では、縁の下の力持ちというかたちでしたが、それなりに貢献できたのではないかと思っています。2年間ありがとうございました。
▼広報委員会報告
鈴木庸介委員長
(株式会社富士ロジテックホールディングス)
広報委員会は初めての期で、企画その他いろいろなことが手作業でした。たくさんの皆様にさまざまなネットワークをご紹介いただき、また、他団体との交流会なども多数の皆様にご参加いただき、一定の成果を見ることができたと思っております。これを機に、倉青協がいろいろな団体の間でさらに存在感を増していけたらいいと思います。広報の役割として、誰をターゲットにして、どういった発信を行って、どういう価値を得るのか。山本さんと高橋さんの新体制のもと、引き続き会員の皆様の価値になるような活動を、繰り広げていっていただけたらと思います。本当にありがとうございました。
●平成29年度新委員会事業計画
▼運営委員会
高嶋民仁委員長
(株式会社ウインローダー)
今までの皆様がすばらしい運営をされていましたので、それより少しだけいいかたちの運営委員会にしてまいりたいと思います。池田会長体制をしっかり支え、みなさんに「ちょっとよかったよ」と思っていただける全体会を開催したいと思います。
<活動内容>
・空白県、未開催県で開催
・地方大会での分科会は、エイジグループを復活
・沖縄大会では、懇親会をメインにかつてない親睦を企画
・他の委員会と連携強化を図る
・第144回全体会(長崎大会)について
開催日時 10月19日(木)、20日(金)
開催場所 長崎県長崎市 サ・ホテル長崎(予定)
スケジュール案 見学会(出島・後藤運輸様)、分科会、全体会
▼広報委員会
高橋大輔委員長
(協和運輸倉庫株式会社)
池田会長、山本副会長のもと、盾となって、No Attack, No Chanceの精神で、一歩ずつ広報の活動を広げていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
<広報委員会の方針>
会員の企業価値向上とIT活用によるネットワークの構築と理念の共有をしていく
<活動内容>
・倉青協内活動の積極的な発信
・メディアとの連携
・倉庫業関連団体、機関との連携と情報交換
・新たな団体、機関との情報交換
<今後のスケジュール>
全日本トラック協会青年部との情報交換(平成29年9月ごろを予定)
▼企業交流委員会
田中優一郎委員長
(株式会社オーティーエス)
<企業交流委員会の方針>
会員企業各社の社員の学びと交流から気づきを促し、具体的なアイデアや行動につながるきっかけを提供し、これからの倉庫業に必要なことを考え、行動できる人材と社員ネットワークを醸成していく。
<重点テーマ>
・省人化:これからの労働人口の減少に備えて、IT化や自動化の先進事例を学ぶ。
・人力化:人手による領域で強みを発揮する事例を学び、人材活用の幅を広げる。
・永続化:常に起こりうる自然災害への備えを学び、事業継続への実行力を高めていく。<今後のスケジュール(予定)>
・第1回企業交流会 2017年11月 富士ロジテック様(厚木エリア)
・第2回企業交流会 2018年5月 シーオス様(川崎エリア)(仮)
・第3回企業交流会 2018年11月 小山企業様(草加エリア)(仮)
・第4回企業交流会 2019年5月 白石倉庫様(仙台エリア)
▼組織委員会
村田龍一委員長
(日本流通倉庫株式会社)
私も入会して11年目ですが、この間に社長になり、事業承継もあり、倉庫の建設などもある中、倉青協ではいろいろと勉強させていただきました。そんなことで、まず参加いただくことを目的に頑張りますので、2年間よろしくお願いします。
<組織委員会3つのポイント>
・所属ブロックを東日本、東京エリア、西日本エリアの3つに分割。
・エイジグループは年代別で自動的に振り分け。
・勉強より親睦を第一優先し企画運営に努める。
<今後のスケジュール>
・東京ブロック 2017年9月14日(木)、15日(金) 東京
・中部西日本ブロック 2018年2月8日(木)、9日(金) 名古屋
・東日本ブロック 2018年4月25日(木)、26日(金) 青森
●ホームページ新着情報
▼新着情報の紹介(以下抜粋。詳細はホームページ新着情報をご覧ください)
【新入会員ご紹介】
2017(平成29)/4/1 一関糧運株式会社 岩渕 力也 様
2017(平成29)/4/1 株式会社ヤマックス 山田 雄二 様
2017(平成29)/4/1 西久大運輸倉庫株式会社 伊東 健太郎 様
2017(平成29)/4/12 岱明運輸株式会社 福田 洋 様
2017(平成29)/5/8 東亜倉庫株式会社 木村 暁 様
2017(平成29)/5/26 株式会社アサヒ倉庫 池之上 崇浩 様
2017(平成29)/6/1 初村第一倉庫株式会社 初村 正章 様
2017(平成29)/6/1 北関東陸運株式会社 井田 敦 様
2017(平成29)/6/2 丸二倉庫株式会社 湯川 茂樹 様(9月1日入会予定)
【ご就任のお知らせ】
2017(平成29)/4/10 沖縄西濃運輸株式会社 松川 直哉 様 代表取締役社長にご就任
2017(平成29)/5/12 株式会社リクサス 土井一正 様 2017年1月 専務取締役にご就任
2017(平成29)/5/15 マルハン倉庫株式会社 渡邊 和弘 様 2017年2月 取締役社長にご就任
2017(平成29)/5/29 千住倉庫株式会社 山田邦博 様 2017年5月 取締役社長にご就任
2014(平成26)年度卒業会員ご紹介
齋藤 孝彦 様 株式会社不二ロジカーゴ 代表取締役社長(栃木)
田澤 正行 様 共進倉庫株式会社 代表取締役社長(東京)
小林 義和 様 株式会社コバヤシエンタープライズ 常務取締役(神奈川)*懇親会よりご出席
藤原 一弘 様 尾州倉庫株式会社 代表取締役社長(愛知)
兼元 邦浩 様 冨士倉庫運輸株式会社 代表取締役社長(京都)
塩田 充弘 様 ヨコウン株式会社 代表取締役社長(秋田)*ご欠席
名津井 潤 様 新日本輸送株式会社 取締役(埼玉)*ご欠席
熊井 茂行 様 熊井倉庫株式会社 代表取締役(千葉)
杉本 健司 様 株式会社日硝ハイウェー 代表取締役社長(三重)*ご欠席
松川 直哉 様 沖縄西濃運輸株式会社 代表取締役社長(沖縄)
卒業される会員の方々に池田会長より記念品を贈呈。
▼卒業会員ごあいさつ
齋藤孝彦氏
(株式会社不二ロジカーゴ)
私は倉青協に入って、16、17年になると思います。入会した当時、取引先の銀行の支店長は年上の方でしたが、昨年とうとう年下の支店長が来ました。本当に年月の経つのは早いものだと痛感いたします。
防災無線にも加入しましたので、まだ未練がましく倉青協に参加させていただける権利を得たと思っています。私ごとですが昨年子どもが生まれて、1歳になりました。今後は、社業発展はもとより、子どもの教育をしっかりして、その子どもが倉青協に入会できるまで、健康に留意してがんばっていきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。
▼卒業会員ごあいさつ
田澤正行氏
(共進倉庫株式会社)
入会して22年、本当に長い間この協会にお世話になりました。入会当時は28、29歳くらいで、三信倉庫の大竹さんのお父様が会長でした。私はいったん就職をしてから倉庫業界に入ったのですが、当時、倉庫業はどちらかというと斜陽産業のような扱いをされていて、どうしたらいいのかなという思いでした。それがこの倉青協に入って、倉庫業を一所懸命やっている仲間たちと出会い、倉庫業のことを本当に勉強させていただきました。私は他にもいろいろな業界団体に所属していますが、倉庫業の将来のことをみんなで考えられる会は、この会しかないと“最近”気づきました。
22年の間にスリープの期間もあったのですが、曽根会長時代に副会長を任命されて、おかげで後半、一所懸命やることができたのかなと思います。こういう気持ちで卒業することができて、曽根さんには感謝しております。たまたま同じ学校の池田さんが次期会長ということで、一所懸命やってくれそうな気がしていますので、皆さんでぜひ盛り上げていただければと思います。22年間ありがとうございました。
▼卒業会員ごあいさつ
藤原 一弘氏
(尾州倉庫株式会社)
2000年の9月、森本会長時代に入会させていただきました。9月の全体会が札幌で行われるということで、札幌ドームの建設現場の見学といった内容を見て行ってみたいと思ったのがきっかけでした。それから今日まで、富山と熱海の2回を除き、全部の全体会に出席しています。
倉青協に入会したおかげで、いろいろな地方の地元幹事の皆様とも親しくなれました。日倉協のセミナーやイベントに行っても倉青協のメンバーがいるおかげで、心強く出席できました。ありがたく思っています。常任幹事で組織活性化委員会を担当していましたが、東海地区は愛知、三重、岐阜で、最近は新入会員も増え、東海地区メンバーでも集まったりしており、今後もそういった機会を設けたいと思います。また、倉青協スキー部の皆さんにはまだお世話になると思いますので、引き続きよろしくお願いします。17年間お世話になり、ありがとうございました。
▼卒業会員ごあいさつ
兼元邦浩氏
(冨士倉庫運輸株式会社)
さっきまで前に座って副会長をさせていただいていたのですが、計算してみると8年8カ月しか経っていないんですね。最初、谷川さんが京都は空白地域だからと勧誘に来られまして、2008年のリーマンショックまっただ中でした。その時は鈴木又右衛門さんが会長で、高知に行ったんです。皆さん、すごいドンチャン騒ぎをされていて、この会大丈夫かな、えらいところに来てしもうたなと思ったのですが、朱に交われば赤くなるということで、いつの間にかどっぷり倉青協大好き人間になっていました。
倉庫業はほとんど素人だったのですが、倉青協入ってたくさん勉強させていただきましたし、楽しいこともいっぱいありました。この会に入っているとすごくパワーをもらえます。
最初、鈴木会長が「この会は出るだけ得になるよ。会費を払って幽霊会員ではもったいないよ」とおっしゃっていたのですが、本当にそうでした。ですので、新入会員の方も、中に入れば入るほど、懐の深い人間ばかりですからどんどん受け入れてくれますし、どんどん楽しくなって、社業も絶対発展していきます。150人体制と言わず200人体制くらいぶち上げて、盛り上げていっていただきたいと思います。9年弱の短い間でしたが、本当にありがとうございました。
▼卒業会員ごあいさつ
熊井茂行氏
(熊井倉庫株式会社)
私の場合は、倉青協入会のお話をいただいた時には、私などがご一緒させていただく立場にはないなと思い悩んだのですが、結果、50歳を前にしたこの数年間、業界の中心にいらっしゃる皆様とご一緒できましたこと、私にとって非常に貴重な体験でしたし、多くのことを学ばせていただきました。この出会いを私に与えてくださった曽根様には改めて御礼申し上げます。50歳でこの会は卒業ですが、新たな人生のスタートのつもりでこれからもがんばっていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
▼卒業会員ごあいさつ
松川直哉氏
(沖縄西濃運輸株式会社)
私の在籍期間はたった2年でした。2年前、太宰会長と出会えたことが大きかったと思います。行くはずでなかった二次会にたまたま行って、業界一緒ですよねと。じつは倉青協の会長に今度なるんですというので、私も二つ返事に近い感じで、入りたいと。その結果、2年間ではありますが、一緒にこの時間を共有させていただき、皆さんと濃厚な時間を過ごさせていただきました。
時間もお金も使ってこの場に来ているので、下世話な言い方をすると取引ももちろんしたかったし、業界としての情報も会社に持ち帰りたかった。それには私という人間を受け入れてもらえないと、そういうこともできないだろうということで、すごく楽しそうにしていたと思いますが、一応私なりにすごく必死にこの2年間過ごしてきたつもりです。
今日、卒業にはなりますが、私という人間との付き合いはまだまだ続いていくと思いますし、一所懸命やってきた分、何かを持ち帰れたと会社からも認めてもらえて、次のバトンを受け取る具志という後任を会社から出してもらいました。私は卒業しますが、具志も皆さんにかわいがってもらえたらと思います。本当にありがとうございました。
●新旧事務局ご紹介
退任ごあいさつ
橋詰仁郎氏
(株式会社白石倉庫)
2年前に太宰から事務局をと言われて、どんな協議会かなと思っていたのですが、この協議会は他の協会とは違って、人がつながっていて、皆さんが互いに気遣いをもっておられて、前を向いていろんなお話を面白おかしくされる方々が集まっていると感じました。
今日この日を迎えるに当たって、皆さんからやっと終わるねとか、肩の荷が下りるねとか、いろいろおっしゃっていただいたのですが、個人的には終わるのが残念でなりません。皆様方とこの協議会を通じていろんなお話ができたこと、お会いできたこと、非常に幸せに思っております。2年間、本当にどうもありがとうございました。
退任ごあいさつ
今野治香氏
(株式会社白石倉庫)
この2年間、会員の皆様のご協力に支えられて、務めてこられたと心から思っております。本当にお世話になり、ありがとうございました。とくに副会長の皆様、委員長の皆様、行事開催時に地元幹事をしていただいた会員様には、本当にお世話になりました。皆様のご協力がなければ、2年間できなかったと思っております。心から感謝申し上げて、ごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
新任ごあいさつ
藤井利次氏
(東京倉庫運輸株式会社)
今後2年間、皆様の下支えとして動いていくつもりでおります。がんばっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
新任ごあいさつ
薄衣孝典氏
(東京倉庫運輸株式会社)
この交代の日が近づくにつれてすごく不安が大きくなっていたのですが、少しでもこの会の運営がスムーズに行きますように、また、少しでも会が盛り上がりますように、事務局としてお手伝いをさせていただきたいと思いますので、2年間よろしくお願い申し上げます。
4.講演会
「苦境での指揮官の行動 ~極限におけるリーダーの姿~」
文筆家 笹 幸恵 様
太宰会長体制の締めくくりとなる講演会は、ジャーナリストの笹幸恵氏を迎え、「苦境での指揮官の行動~極限におけるリーダーの姿~」と題して講演いただいた。池田新体制のスローガンである「温故知新」にもつながる話で、参加者は真剣に講演に聞き入った。
講演で笹氏は、熾烈を極める東部ニューギニア戦線で第 18軍司令官として部隊を率いた安達二十三陸軍中将、硫黄島の戦いで敵将に冷静かつ痛烈な手紙を書いた第 27航空戦隊司令 市丸利之助海軍少将のエピソードを中心に、大戦時における指揮官たちの振る舞いやその思いを紹介し、次のように語った。
「戦争があったのは、たった 70年前です。決して大昔の人ごとではありません。戦史を見る時、結果を知っている戦後生まれの私たちは、はたして善悪を判断しうるのでしょうか。まずは史実と謙虚に向き合うこと。そうした極限の場に立った時に、自分だったらどうしていたかを考えることが大事です。歴史は縦糸です。会社を見ても創業者には創業時の思い、理念があり、先代から受け継いできた会社であれば、先代の思いがあるはずです。そういうものが積み重なった先に今があるのです」。
最後に、駆逐艦「陽炎」航海長、市來俊男海軍大尉の「過去の歴史は現在を映す鏡であり、将来への道の導灯である」という言葉を紹介し、「過去を知ってこそ、現在の我々の立ち位置がわかる。歴史の縦軸の中で自分の位置づけができる。そしてまた将来に対してどのような日本を、あるいはどのような会社を、どのような環境を残していくべきか。それは過去を知ってこそ見えてくるということです。どうかあの時、生身の人間がどんな風にして、どんな思いで戦ったのかというところに今一度、目を向けていただきたいと思います」と講演を締めくくった。
5.懇親会
17時45分より、中川健太郎氏(尼高運輸株式会社)の司会のもと懇親会が開催された。
▼池田新会長あいさつ
本日は総会、全体会、講演会と、皆様方のご協力により滞りなく終了させていただきました。太宰前会長はじめ執行部の皆様、2年間お疲れ様でした。あとを継ぐ者としては非常にプレッシャーがかかりますが、自分なりに楽しんで2年間やっていきたいと思います。それでは会員企業のますますの発展と会員企業のご隆盛、そして今日ここにいる皆様のご多幸を祈念して、乾杯!
▼卒業会員ごあいさつ
小林義和氏
(株式会社コバヤシエンタープライズ)
今回、もう50ということに驚きとともに、本当にいい会だったなと思いました。最初はけっこう出られたのですが、最近はご無沙汰してしまって、半分くらいの方はご面識も薄くなってしまいました。倉青協のますますのご発展、皆様のご隆盛を心から祈って、まだまだ50歳ではありますが、昼も夜も元気にしておりますので、近いうちにまた皆様とお会いできますことを楽しみに、精進したく思います。ありがとうございました。
▼新入会員
岩渕力也氏
(一関糧運株式会社)
池之上崇浩氏
(株式会社アサヒ倉庫)
井田敦氏
(北関東陸運株式会社)